9年前に書いた記事ですが、今現在も全く同じ事をずっと言い続けてきています。
更に当時よりは品質も格段に上がっている「電子トリートメント」というイオン水は、多くの女性に長く使用されるようになっております。
髪の毛の悩みは、男女を問わず、たくさんあります。薄毛、白髪、脱毛、ぱさつき、ハリやコシがなくなったと、人によって、さまざまです。
女性の髪の毛を専門に扱っていて、一番難しいのが、柔らかい髪に、ハリやコシを出すことです。年齢とともに細くなっていく髪の毛を改善していくことは、おそらく髪の毛を扱う者としては難題のはずです。
いろいろやっても、変わらないのが現状でしょう。なぜ、変わらないのでしょう?それは対処の仕方が違っていたからです。
水で戻す前の高野豆腐を思い浮かべてください。この高野豆腐を水につけておきますと、やわらかくなってふくれます。高野豆腐はタンパク質です。髪の毛も、タンパク質でできています。
タンパク質は、必要な水分を失っていくと、ガチガチに固まっていく性質を持っています。髪の毛が細くなっていく原因は、髪の毛内部の水分不足なのです。
それさえ改善できれば、何をやってもダメだったと言う人でも大丈夫なのです。ハリコシは出てきます。そして艶もでます。
今はそれが可能なのです。
潤っている、髪やお肌はツヤ艶です。
多くの美容技術は「いかにして有用成分を入れるか」という事に主眼を置いていろいろなものを、傷んだ髪や肌に栄養分を補給するという発想で、今現在も盛んに宣伝しています
さて、ここで質問です。髪の毛のことを気にかけて、いろいろお手入れなどをしてみてどうでしょうか?改善されている方はいいとして、多くの方はなかなか、しっくりとこない方が多いのではないでしょうか?
先週、高野豆腐の話をしました。高野豆腐は自分から水を吸うことができますが、髪には水を吸う力がありません。さらに潤いを補うことのできる水道水には不純物が入っていて、浸透力もありません。
さらに最近では、髪の手触りを良くするために、シャンプー剤などに含まれるシリコン(油の膜)で、水をはじいてしまって髪の内部に水分が余計に届かなくなってしまっています。
有効成分を取り入れてもほとんどの方の髪の毛は改善していきません。それは、荒れたお肌の上に、ファンデーションを塗っているのと似ています。
こんなことを言うと、女性に怒られるかもしれませんね。