知らないってことほど、何事も遠回りするって思います。
私は、そんな人生をずっと歩いてきたように思います。
後悔は全くしていませんが・・・
合格発表を2日後に控えたその日、電話に出た私に先方の方は
「片山君は、水産高校をやめていますか?」と聞いてきました。
私は、「しまった」と思いました。休学のままでした。
あわてて、学校に退学届を出しに。
しかしすでに時遅し!
かすかな望みを持って合格発表に向かいました。
合格発表板の上に自分の番号はありませんでした。
途方に暮れ、ずいぶん歩きました。
泣きました。
悔しいのと、友達との約束が守れない自分のふがいなさが重なって、
とにかく泣いて歩き続けました。
後の話で出てくるようになりますが、
ある場所まで歩き、ふっきるようにバスに乗り自宅に戻っていきます。
私は、人生のいろいろな選択を自らして、
その自己責任をとると言う事の意味すら、
全くわかってない16歳の春がそこまで来ていた3月でした。
そして・・・皮肉にも、この場所で、
まさかの事が起きるのは3年後になります。
幼少期からの自らの体験や側にいる大人の影響を受け、
その考え方や物事に対する姿勢は自分が大人になっても、
影響が大きくなかなか抜け出せない場合もあるように思えます。
抜け出せなくても、時間は進んでいきます。
だから、抜け出そうとあがなくても何とかなっていく!
私は経験上そう感じているタイプの人間です。
以前ライブで使った自己紹介の動画がありましたので紹介したいと思います。
良かったら見てみて下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=Q42RwtfVw78
次回からは、
おかしな家族の中で育つ幼少期編が始まります。
是非続けて読んでみて下さい。