長い事田舎で美容師をしていますと、周りに流されやすくなります。
向上心というものも次第に薄れてしまったりするようですが、
幸い、私はそうではないタイプの様です。
このように言うとかっこいいですが、このような考えになるまで時間はかかりましたよ。
そんな思いにさせてくれたのは、今扱っている「電子トリートメント」との出会いでした。
美容師として究極に近いものに出会えたと感じてますね。
それと、次のような話に出会ったのも正直あります。
「良い生徒ならば良い先生、悪い生徒ならば悪い先生」
アメリカフロリダのハーブの権威者の言葉です。
このハーブの先生は、エイズやガンまでを
ハーブを使い治してしまう方です。
通常は治らない病気を治すので、何も宣伝しなくても
この先生に病気を治してもらいたい人が1年間予約待ち状態です。
しかし、あまりにも効果的な治療であるため
法律に引っかかってしまいます。
というのは、先生が付かっているハーブがどうしても
法律に引っ掛かってしまうのです。
檻に入る事もありますが、
檻から出たとしても、患者が溢れています。
そんな彼のエピソードを少し紹介すると、
生徒「先生ガンを治療してください。」
先生「よし、この30万円のジューサを購入しなさい。ミキサーじゃだめだ」
生徒「そんな、高いですよ・・・」
先生「じゃあ、死ねよ」
生徒「え!そんなひどいです。お金もないし死ねなんてあなたは詐欺師ですか?」
先生「あなたはガンを治療したいんですよね。どうしてあなたは自分の事を大事にしないのでしょうか?
あなたが自分の事を大事にしないならば、死ぬしかない。だからジューサを今すぐに買いなさい。」
生徒「・・・」
先生「良いですか、私は良い先生ではありません。あなたが良い生徒であれば私は良い先生なんです。
先生はあくまでもあなたが治る方法を全力で教えるけど、あなたがやる気がないならば私には無理だ、
あなたが治るのか治らないのはあなたが決めることだ。私の言う事を聞けないならば帰りたまえ」
私はこの話を聞いて、非常に共感したことを覚えております。
実際、わたしもこの先生と同じように、あなたが良い生徒でしたら、良い先生になる自信があります。
しかし、あなたが本気で髪の毛を、どうにかしたいと思ってくれなければ、
あなたを救うことが出来ません。
あなたにとって、わたしは悪い先生になってしまうので、それはなりたくないのです。
本心で言うならお断りしたい。そう思っています。
しかしそれでも、あなたが本気であり、今のあなたの髪の悩みに真剣に向かいたい!
そう思っています。
あなたが、真剣なら、わたしはあなたのような人を待っております。
本当にここまで来るのに、美容師として時間がかかりました。
私自身まだまだ美容師としての器量が足らないのかもしれませんが、
「本気」でこれからも美容の仕事を続けてまいります。
出会えた人たちに感謝しています。