新聞掲載の記事の3話目になります。
何もないところからやり始めた音楽が、同じ趣味を持つ人が集い、そして同じ志のような物を感じる人達に成長していったのが「自分の音楽活動」です。「元気マグネット」という有志ボランティア団体の仲間たちに「何のために唄うのか」最近はそうのように問いかけています。歌を趣味で唄っていて「楽しい」という事はとても素敵なことだと思います。
そして、更に自分の中で「なぜ」という問いに向かい合う人はさらに魅力が増すのではないかと私は感じています。では本文になります。
唄える曲は5曲、ギターは友人からの借り物、音響機材なし。でも、僕の勘違いはライブをする決意に変わっていきました。行動も180度変わっていきました。
当然のように、出会う人たちに変化が現れてきます。幸運なことに、自分があんな所でライブをしたいというと、そういう人に出会っていきました。
元気応援ライブと題して、昨年の8月にお寺でさせていただいた時に、初めて一緒に歌う人を募集しました。その日に“元気マグネット”を後に立ち上げる人に出会います。
すでに、村おこしなどで、がんばっている人たちには出会っていました。休耕田の中や、山の中で唄っていくうちに、音楽で我町を元気にしたいという思いは、だんだん強くなっていったのです。
そして今年の4月に元気マグネットは立ち上がりました。音楽を通じて町を活性化することは私たちにとって未知の世界です。しかし集まってきているメンバーを見ると、キラキラしています。実は、元気を応援しているのに、仲間たちやライブに来てくれた人たちから、自分が一番元気をもらっているのです。頂いた元気に感謝しています。