このような話を書いていっても
お店をやっている者としてはですね
な~んも営業には結びつかんのですね
いや、かえってマイナスのイメージの方が強くなって
新規にお客さんなんか
全くきたくなくなると思うですね。
もっと美容師として、洒落た事でも書ければいいですが
育ちが育ちなんで、
無理なんですね。
まあ、美容師になっていろんなところや、
立派なセミナーや講習会などもいかせて頂きましたけど
育ちだけは、どうも変えられなくて
美容師なりたての頃は
生活の臭いは出さないプロになろう・・・
なんて気取っておりました。
そうですね・・・この店を出すまでは
本当にそうでした。
で・・・それって凄く無理していたんです。
だから、お店も上手くいかなくなるんですね。
色々やめたら、凄く調子も良くなったと言うのが
本当のところなんです。
美容師の仕事って、技術を磨くのは当たり前
表に出さない「人間性」みたいなところが
結構重要なんですが、
修行中は、「根性」的な物も少なからず
残っていると思います。
かたやまは、そこのところを
変えたくて、変えたくて
出来ないままの今です。
だから、情けないって、本当に思っていましたよ!
数年前までは・・・
今でも、大した奴でもありませんが、
あ~これもありって思うようにしてます。
なんでそう思うようになったのか?
自分の店にずっと通ってくれている
あなたの事が大事だって、本当に思えたからです。
以前の私は、
よその店と比べていたんです。
心のどこかで・・・
いつも競争心を持っていたんですね!
それをきっぱりやめたんです。
もういいんです!そんな事は。
自分も一生懸命やってきたし
これからもやるし
それで、自分が選んだ物を、使ってくれている。
そして、髪の毛が手入れしやすくて、楽に髪型が決まる
それが美容師として
最高じゃんって思えたんです。
時代が凄く変わってきて、
今じゃ、方言でブログでも書いていった方がいいと思うし
どんなに、かっこよく着飾っても
根が、腐ってたら仕事なんか
全然面白くなくなってきます。
そんな事をちょっとだけ思っていまして
ま!男ですし
歳も取ったし、
なんでもありって事で、書いていっています。
では、この人がいなければ、今の自分はない!
100%誰でもそうですよね。
オヤジとの葛藤の続きをどうぞ。
反抗期の私は、ある行動に出るのです。
無差別に何かやらかす事件が、時々ありますが、
私も紙一重だったのかもしれないって、思ったりします。
それぐらい、中学時代の私は心の中に、「ジキルとハイド」がいました。
学校では、生徒の代表、家では自分のいやなことには、
徹底的に攻撃をしていました。
特にオヤジに対しては、ひどかった。
酒を飲み、酔狂をはじめると、
私はオヤジを力任せに押さえつけました。
それも馬乗りになって。
何度、ぶち殺してやろうか思ったことか!
しかし一発も殴る事はしていません。
ココに、人として子どもの頃から愛情を受けて
育てられていた自分がいたのです。
「親は殴ってはいけない」
きっと漫画で覚えたのかもしれません。
が、本当に手は上げなかったのです。
オヤジは私が大きな声を出すと、おとなしくなりました。
このことが、家の中で、幸造が、止めに入ると、
オヤジがおとなしくなるみたいな空気を作り出します。
私は、ますます横着になります。
自分が大きな声を出せば、親父も黙らせる事ができる。
そんな横着さが、のちに自分自身を苦しめるようになります。
この時、酔ったオヤジが、私を一発でも殴っていたら、
きっと私には別の人生が待っていたと思います。
しかし、オヤジは、へらへらとわらって、おとなしくしていました。
ん~ただの弱虫?愛情?
いえいえ、それがオヤジにしか取れない態度だったのです。
そんなもんです。
刃物なんかも振り回してきて、
やんちゃな青年期を超えてきたオヤジには、
息子の反発などは、成長してきたな・・・
ぐらいしか取っていなかったと思います。
1対1の関係を男としても嬉しかったのです。
もし、私が馬乗りになったのを、はねのけ、取っ組み合いのけんかをしてオヤジに殴られていたら、
本当にきっと今の私はいないと思います。
もっとぐれた道を進んでいたに違いありません。
子育って親の度量なんだと思います。
情報が少ない時代だから出来た、1対1の子どもとの対決!
私は今の子育て論を否定する気持ちはありませんが、
あまりにも親が情報に振り回されているところがあるような気がしてなりません。
まあ、救われている方たちも多くいますから、情報も大事ですが・・・
さて、親は無くても子は育つなんて言われていますが、
身体が大きくなるだけで精神的には、親が必要だから、
その人を選んで生まれてきているわけで
親がなくても子が育つは、ちょっと違うのかなって思いますし、
小さくして親と離れ離れになる方などは違った修行を自分が選んでいるのだと思います。
私の場合は、早々と親離れをして行きます。
次回につづきます