ルーツ

困ってしまってね

店長さ~ん

私がカットし始めるのは、美容師を目指して5年たっていました。22歳になっておりました。当時の店長の助手として仕事に励んでおりましたが、その店長がある時店のオーナーともめてしまい、辞めることになってしまったのですね。

私は、その店長の顧客をほとんど仕上げなどのヘルプに回っていましたので、その店長がいなくなってしまって、それじゃ片山君してよ!って運びになったわけです。

俺、カットの講習行き始めたばかりなんですが・・・

当時、私はカット講習の途中でした。一応トレーニングカットというコースは終了していましたが、本格的なデザインなどを切っていくには、やはり、基礎コース、中級そして上級のようなコースなどが用意されているのですが、その初級のまだ2回目ぐらいの頃で、いきなり店長クラスが持っていた顧客をする羽目になったのでした。

お客のオーダーに対応できない自分

お客さんの前では、情けない顔は見せられないものの、内心は毎日ハラハラなわけで、正直言って前のカットのラインを探りながら切っておりました。

そして、一日が終わると、ひたすらカットの教本を読んでおりました。普通ならウイッグと言ってカット用の人形を切って練習するのですが、それが全然面白くなくて、もっぱらお客様の髪の毛を実際切っていきました。

もちろん営業中ですから、料金を頂いての事でした。一番苦手なカットは、今流行っているようなぐらグラデーションボブといデザインでした。切り方が全く分からなかったのです。でもオーダーは入りますから、得意の前のカットラインを探りながら切っていたわけです。

ひどい美容師でしたね!

そうはいっても必死で毎日が過ぎていった感じでした。そんなある日またまたとんでもない話が持ち上がってくるのですね。勘弁して下さいよって話はこの次に

関連記事

  1. ルーツ

    殴れない息子

    このような話を書いていってもお店をやっている者としてはですね…

  2. ルーツ

    自分の役割

    「カニは甲羅に似せて穴を掘る」ということわざがありますが人は自分の…

  3. ルーツ

    すべては「ありがとう」

    子育てで実は大事なことがあるとおもいます。それは成長する過程での、…

  4. 日常

    美容師が「運」に任せる?

    私はいろんなことを経験してきてそれを一冊の本に書きとめて、家族…

  5. ルーツ

    「お天道様はいつもお前をみている」

    書きたいから書いている過去の話本当は、私の過去なんてほとんどの人に…

  6. 秘策髪の手入れメール バックナンバー

    保護中: 髪の毛手入れ”秘策無料メールセミナー3

    このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパ…

唄う美容師LINE@

電子トリートメントで綺麗にLINE@


電子のチカラ"で髪も肌も時短でうるおう

友だち追加




電子書籍化したノウハウ

嘘がつけない美容師が書いた本

美髪

あなたに似合う髪型探し

オリジナルCD プラットホーム

4曲入り ¥1500 視聴はこちら

電子書籍自伝記

ダルマ其の1

ダルマ其の2

ダルマ其の3

ダルマ其の4

 

元気

  1. 日常

    美容師が「運」に任せる?
  2. シンガーとして

    美容室の歌
  3. 一日一生

    一日一生 関を越える
  4. 人として

    斎藤一人さん 「マスターの教え②」
  5. シンガーとして

    ステイホームライブ3
PAGE TOP